1杯目 「ビールと発泡酒」
読むのが面倒な方は最後のまとめ部分だけ読んで下さい
第1回では、発泡酒とビールの定義についてご紹介します!
BYCブルーイングのビールをご購入いただいた方ありがとうございました。
さて、ビールと思って買ってみたのに品目は「発泡酒」となっていることに???と感じた方
多いかと思います。
初めにビールの定義についてかなり大まかに言うと
①「原材料の内、半分以上は麦芽を使いましょう」
②「副原料(野菜や果物など)を使ってもいいけど定められた物(シナモンやコーヒーもOK)以外は使ってはいけません」
となっています。
なので、この定義から外れるとそれはビールではなく発泡酒となるのです。
ちなみに①から外れた麦芽の使用率が50%未満の発泡酒はビールに比べて酒税が安くなっているので
スーパーでもビールに比べて低価格で購入できます。
ではBYCブルーイングの製品はといいますと①はクリア(麦芽使用率50%以上です)
ところが②でアウト!定められた物品以外を使っているので残念ながらビールでは無く
発泡酒となっているのです。
ただややこしいのですが、①をクリアしている場合発泡酒ではあるのですが
酒税はビールと同額なのです!
なので発泡酒なんだけどビールと同価格になってしまうのです。
実は消費者の方々を混乱させるような「発泡酒」という品目にしているのは「ビール」だと製造免許の取得が困難だからなのです。この辺の事情はさらに複雑になるので割愛します。
興味がある方はビールについて書かれた本などで調べて下さい。あるいはお近くの方は店主に直接尋ねて下さいませ。
まとめるとBYCブルーイングの製品は品目上は「発泡酒」となっていますが、ビールと変わりません。
(と店主は思っています)
酒税はビールと同額なので、価格もビールと同程度になります
(大手様のビールに比べるとかなり高いですが)