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4杯目 「ビールの分類」

4杯目。今回はビールの分類についてご紹介します!

ビールは「色」「香り」「アルコール度数」「苦み」などによってジャンル分けされており、この各ジャンルのことを「スタイル」と言います。

「おにぎり」が「梅」「鮭」「昆布」「かつお」「ツナマヨネーズ」のように分かれているのと似たようなものと思って下さい。(例えが下手ですみません・・・)

ビールの「スタイル」は100以上もあるので、全部覚えるのは難しいでしょう。

(私も代表的なものしか知りません)

是非知っておいていただきたい、3種類をご紹介します。

①「ピルスナー」

ビールの「スタイル」について「初めて聞いたわぁ!」という方でも、おそらく飲んだことがあるはずです。

「スーパードライ」「一番搾り」「サッポロ黒ラベル」などがこのスタイルに分類されます。

特徴は「黄金色」で苦みは比較的控えめ、香りもあまり無い。

下面発酵酵母を使用した「ラガービール」です。

(ラガービールについてはビールコラムの2杯目をご参照下さい)

②「ペールエール」

クラフトビールメーカーの製品としては定番と言えるスタイルです。

「ペール」というのは「薄い」という意味ですが、①「ピルスナー」のような黄金色ではなく「薄い茶色」くらい

のイメージです。

(ペールエールができた当初はもっと色が濃いビールが普通だったために、薄い茶色でもペールとなったそうです)

「エール」と付いているように、上面発酵酵母を使用した「エールビールです」(ビールコラム2杯目参照)

ホップ由来の香りが強く、苦みは控えめなものが多いです。

使うホップの種類によって「アメリカンペールエール」と「イングリッシュペールエール」に分かれます。

クラフトビールを初めて飲むという方は、さほどクセが強くないので、このペールエールを入口にして

いただくのがオススメです。

​③「スタウト」

高温で焙煎した真っ黒の「ローステッドバーレイ」を原料の一部に使用した黒いビールです。

一般的には色は真っ黒でコーヒーのような香ばしさがあります。

この「スタウト」のアルコール度数を強くしたものを「インペリアルスタウト」といいます。

BYCブルーイングの「まるごとお豆コーヒー」はコーヒー豆を使用した「コーヒースタウト」です。

色が黒いビールは全て「スタウト」に分類されるのかというと、そうではありません。

他にも「シュバルツ」や「ポーター」なども黒いビールです。

やはり「スタイル」は数が多くて覚えるのが大変です・・

以上3種類のスタイルを紹介致しました。

​是非自分で飲んでみて「これは好きだなぁ!」という「スタイル」に出会ってください!

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